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なぜ、Noteを始めようと思ったのか

  • Hiroko 
  • 7月20日
  • 読了時間: 7分

更新日:1 日前


 



この記事は、Noteの記事と連動してUpしてます。


フランスでの挑戦

ひとつの出来事が、私にnoteを書かせるきっかけをくれた。


それは、旅先でアテンドした20代の方とのやりとり。

もっと自由に動けたはずの場面で、何も行動しなかったその子の姿に、少し胸がチクリとした。


「もったいないな」


ご要望は、某スポーツのコーチ枠を探すことから始まったスポーツ留学とでも呼ぶのか、私にとっては新しい試みでした。


日本ではそのスポーツは競技人口も多く、レベルの高い選手も揃っているため、むしろフランスで活躍できる場はあるのでは、とー感じました。実際、現地の関係者も前向きに受け入れてくれそうな雰囲気で、びっくりするほど短期間の間に人脈が広がりました。


私も必要であれば、と色々なイベントに顔を出したり、宣伝したり・・・


「動かなければ始まらない」

を合言葉に今まで活動してきた私にとって、久々の挑戦でした。


どんな結果になろうとも、今後フランスで活躍の場を探すのであればと、私は手探りで人脈を広げ、日本から来てくださるということで自腹でコーチング代2万円、他、自分ができるサービスは全て無料でー観光アテンドや送迎などー最大限のサービスを準備し、わたしからは提供したのですが・・・



けれど、蓋を開けてみたら・・


当のご本人は「教える」ということに消極的で、私がそばで背中を押しても、通訳しても、一歩を踏み出さないー踏み出す勇気がなかったのかな、と。

周りでは、どんなコーチングをしてくれるのか、と期待する子供達のキラキラした顔、プロコーチ軍も「日本スタイルはどんな指導をするのか」と期待をする中で 言葉のサポートを100%してあげても&せっかくのチャンスを目の前にしていながら 手を伸ばさない姿勢。それがその方のレベルなのかはわかりません。でも、挑戦しない姿に「残念だな」って思ったんです。


資料もたくさん作って、会話集も・会話練習もちょこっとして、フランスはこんな感じ、っていうのは伝えていたはずなのだけれど、基礎中の基礎 ウォーミングアップ指導すらできない・・。



「ここで見せれば、履歴書にもなるのに」と・・・


最大限のサポートは、私の中では残念な結果となって終わってしまいました。

でも、きっと この企画の経験がもとで、また別の選手がトライしてくれるかもしれない。トライしたい、っておもっているスポーツ選手がいるならば、これをまた経験としていかそう、そう感じだんです。


そして同時に、今の若い世代へ、また今回のように、アスリートの方で もし活動の場をフランスにしてコーチや指導をしてみたい、何かフランスで挑戦したいという子がいたら、せっかく築き上げたこの人脈を次の方へと繋げられたら、と思い Noteにしてみました。




そういう私も、私も初の海外・初のフランスが20代の時でした。


私がワーキングホリデーを利用してフランスに長期滞在したのが26歳の時、もうxx 10年も前になります。その当時を振り返って、また、先日 某20代の方のアテンドを通して感じたこと、自分が20代だった時と比べて「海外で挑戦するにあたってのアドバイス」を連載して行かれたらな、と思っています。

 

フランス 留学 挑戦
ノルマンディーの世界遺産 モンサンミッシェル

 

 

これは、フランスに長期滞在、または留学する方にも何かアドバイスになれば、嬉しいです。

 

まずは、フランスに長期滞在する前の準備について、準備した方が良いこと、なぜそれが必要かを書いていきますね。

 

フランス」🇫🇷と一言に言っても、長期滞在する方の目的は様々。

学校の留学プランで来る方もいれば、私のように「ワーキングホリデーで仕事も、遊びも兼ねて来る方もいる。他にも、「学び」を目的としたキャリア留学―モードやお料理などをフランスで学ばれる方は、その後レストランで修行をされる道へと進みたい、目的は様々です。

 

そんな中で「準備しておいた方が良い事」の一つ目は「語学です。

 

当たり前のように思われますが、私が言いたい『語学』は、『文法的にも、発音的にも「完璧」を目指す「語学」』ではなく、「フランス社会に溶け込めるような語学」―言い換えれば、「最低限の挨拶や最低限の単語を習得しておくこと」をお勧めしています。

 

例えば、私の場合の例ですが、ワーキングホリデーを志願して結果が出るまで&そして結果が出てから出発までの間は半年ほどしかありませんでした。フランスの制度が始まり3期生だった私は、関東地区で志願したのですが、当時の枠は全国で500名―関東地方は350名しか受からない、結構倍率の高いものでした。

準備金や滞在費のことも考えてあまり無駄使いはできなかったものの、集中して語学を学びたいと思い、その半年間できる限り「語学に費やす」ことをしていました。

 

もう20年以上も前になるので、若い方には想像がつかないかもしれませんが、携帯も当時は「現地で調達しないと、日本の携帯は使えない時代」でしたので、翻訳機能や携帯で検索なんていうことは不可能、LINEもまだない時代でした。

 

「自分から動かなければ何も始まらない、そんな時代を生きてきた私にとって、“自分の言葉で自分を伝える力”や“行動に移す力”は、その経験を通じて自然と身についていったのかもしれません。とはいえ、半年で現地の人に通じる語学力をつけるのは、さすがに無理がありました。

 

では、なぜその「初歩の語学力」が必要か、それは、「自分から行動に移さなければ評価されない国」だからです。言い方が大袈裟かもしれませんが、「自分をアピールできること」「自分から歩み寄る行動力」があるかないかで、こちらの人の見方がすごく変わる経験を良くも悪くもしてきました。


そして、人としての基本ーまずは挨拶をきちんとできるようになること、これを心がけていました。挨拶から入り、日常会話、込み入った話でなくても「元気?」の一言が言えるかいえないか、それだけで印象って変わって来るものですよね。

 

また色々な留学生や学生さんをお世話しながら感じたことは、「能力があっても、自分からその技術をアピールできなければ、ただの人で終わってしまう」、残念ですよね。


たくさんの方をお世話してきた中での一例ですが、上手く印象が残った方は、語学の枠を超えてジェスチャーや行動で多くの方を魅了した方がいらっしゃったのを今でも覚えてます。まだ未成年の方、福島の学生さんでした。「言葉の壁」を超えた素敵な空間ーこの子きっと立派になるな、なんて感じた瞬間でした。


逆に、私が通訳でピッタリとついていても、「行動に起こせない人」も多々いらっしゃって、ぼーっとただその場にいるだけ・・そういう時って必ずと言ってフランスでは、「周りに人がいなくなる」んですよね。何か目的がある・または今後のコネクションに人脈が欲しい、そういう方も多いので、その方のために良いと思うアドバイス「こうした方がいいよ」とアドバイス&通訳もしてあげていても「いや、いいです」と否定されてしまう・・・というか、指導ができない人もいました。


日本だったらそれで良いのかもしれないけれど、お国が違えば文化も違う。


日本で「美」とされることが、こちらでは価値観が違って来ることもあります。せっかくのチャンスが台無しになるのは、残念ですよね。



 

「一期一会」だからこそ、大切にしたいものがある


 

なかなか日本の方と巡り会える機会がないので、特に「行動が起こせない方」には、その方の魅力を最大限に伝えられるようサポートし努力をしたのですが、固まった思考はなかなか変えられません。

どんなに「特技」があっても、それを「自分からアピールする行動力」が伴わなければ水の泡、残念だったな、って思った経験もあり、そんなことも含め、今後フランスで「出会い」を求められる方にアドバイスです。



 
 
 

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