エピソード4 気になっていたお城の正体は?
- Hiroko
- 2025年10月13日
- 読了時間: 4分
1月の初コンタクトから音信不通が続いた2ヶ月間。その間も色々と別方向に発展がありつつも、「結果はどうなんだろう」と気になっていた毎日でした。

3月某日、ようやく2回目のコンタクトをいただけ、WEB面談とはなったものの、結果的に「決定的なGOサイン」&「日程の確定」が出たのは、それから5ヶ月後の「8月」のことでした。
フランスの夏は「ビジネスがストップ」する時期
今だから思い出話のように語れるけれど、8月にGOサインが出て、撮影隊がフランスにいらっしゃるまでの期間 10月17日まで わずか2ヶ月半 ―ある意味 お話をいただいた3月に「直感」で感じた通りに自分が動いていたからこそ間に合ったものの、フランスの「8月」はビジネスがパタンとストップする「バカンス時期」。
これは、フランスの企業とコラボしたい方全てに言えることだけれど、フランスはバカンス期間〔担当者によりけりだけれど、7月・8月は交代で多くの方が2、3週間のバカンスを取ります〕は本当に仕事が止まります。
もし、8月のGOサインを聞いてから動き出していたら、もしかしたら間に合わなかったのだけれど、「3月に感じた「直感」―これは絶対GOサイン出る!」と感じ、5月から7月の2ヶ月間で徹底的に下調べをしたおかげで、GOサインが出てからの展開は、「プラスアルファー」という形で「おまけ」付きの特権物件が沢山舞込んできました。
もともと、こういう「観光アテンド」だったり、「観光地 開拓」だったり、「観光をテーマ」とした仕事をしていたからこそ、もしこのお話がダメだったとしても、別の切り口で今回得た知識を活用できたら、と考えていたので、その辺りは自分自身の強みでもありました。
お城の存在が明らかに。
バニョル・ド・ロルヌ観光局長と面談をした5月。
なんと、初めて訪れた時に惹かれた「この場所 なんだかご縁を感じる」と思った「お城」が「市庁舎」でした。てっきり「見学用」のお城なのかな、なんて思っていた私。でも、お城の中の内装は、上階の部分に事務所として変えられていて、5月から撮影が終わるまでずっと打ち合わせで通った場所でもありました。
奥深い歴史のあるお城―フランス革命時まで遡る立派なお城、当時は個人所有の館として使用されておりました。
アメリカの大富豪をも魅了したこのお城―でも、最終的には大富豪の手には渡らず、土地を愛した方のもとへと引き継がれていき、今は「市庁舎」としての役割を果たしています。

魅力的な観光局長
これもまた後日談ではあるけれど、「第一印象」で「わぁ、この局長すごく感じの良い人だな」とフィーリングの合う感覚があったからこそ、撮影が上手くいったのかもしれません。
局長は明るくて、陽のオーラが強く、女性だけれどすごくサバサバした感じの「ビジネスウーマン」でした。数年後には部署を変わられていたので、この人と出会えて良かった、この方が観光局長の時に撮影ができて幸せだったな、と心から思える方でした。
観光局を仕切っているからこその、決断力とコーディネート力。
まだ未決定だった「TV撮影」のお話にも快く応じてくださり、5月に色々な観光施設を紹介してくれました。

治癒の神様が祀られている礼拝堂、マルシェ、その中でおすすめのシードルや洋梨酒造、ミシュランのレストランからカジュアルレストランまで、当時市で開催していた健康にまつわる取り組みなども教えてくださったり、本当に密な時間を過ごさせていただきました。

その中で、「フランスでビジネスをやる」ことへのアドバイスも同時に下さっていたのですが、当時の私はまだ起業したばかり。未熟な私の質問に、本当に丁寧に対応してくださって、ただただ、ありがたい、というそんな思いでした。
沢山のお仕事を抱えられていたと思うのですが、この私のTV番組を常に優先に考えてくださり、最後の最後まで休日返上で尽くしてくださったフランス人の方は、たぶん、今まで私の思い出の中でこの観光局長さんだけだったかな。感謝の思いでいっぱいです。
実は、この私たちの撮影が決まった夏、フランスの旅&グルメ番組の撮影依頼も来ていたようで、なんと「撮影を行ったのは同日」というタイミングだったんです。視聴率やTVの宣伝効果を考えたら、観光局長はそちらへ、別の担当者を私の方へーということだってあっただろうに、本当に誠実な方でした。
車の運転にも挑戦
そんなことで5月から何度通ったことか・・・。
往復100キロの距離。
実は、当時はまだ車の運転練習を始めたばかりで近所のスーパーへ買い物に行くのがやっと・・・という感じだったんです。息子も小さかったし、学校もあるし、主人も家を空けることが多いのでなかなか運転の練習ができない。でも、道さえ分かれば、田舎道だから大丈夫!と自分に言い聞かせて、自宅から出発する時は、毎回挑戦する気分で運転していました。
幸い、時期が夏だったのもあって 日が長く 路面凍結もなく、良かったです。
そんな形で通い詰めた「オルヌの小さな浴場=バニョル・ド・ロルヌ」。
次の記事では、この地に湧き出た水が癒した伝説とそのスパをご紹介します。




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