top of page

ノルマンディー在住、バカンス 呟き日記2

Hiroko

フランス北西部 ノルマンディー地方在住

旅行・観光コーディネーターの小川裕子です。

7月に、短期の夏休みを取り、15年以上訪れていなかった場所や

世界遺産の観光地を点々と巡っておりました。


息子が来たいと言っていたポンデュガール

古代ローマ時代に造られた傑作のような水道橋。


アーチの美しさ、橋を上を歩いて感じる

重厚感、微妙な傾斜が設計されているので

この橋を使ってニームまで水が運ばれたそう。


古代ローマ水道橋
ポンデュガール

20年ほど前に訪れた時は、まだ観光設備や

駐車場がなく、今よりももっと自由な感じで

散策していたなぁーなんて

昔訪れた時の思い出が蘇り、そんな話を家族でするのも

また楽しい時間のひと時だったり、今年も思い出に残る

記念の休暇が過ごせました。


世界遺産にも登録されている、素晴らしい

観光地なのだけれど、地元の人にしてみたら

水遊びをしたり、ピクニックをしたり

そんな憩いの場なのかな。


私たち、ノルマン人も、時々モンサンミッシェルで

ピクニックして、裏の庭のところで昼寝している人も

いるくらいだから、そんな感覚なのかしら。


カメラ片手に来ている観光客と

キャンプ用品やー椅子やら、クッションやら

片手に来ている地元っ子の対照的な姿も

印象的でした。



ポンデュガール

子供が大きくなってくると、家族で仲良く旅行

というのも、少なくなってくるのかなーと

この時間を大切にしたい、子育てにしても

日々実感しています。




南の方は、暑くて・暑くて、

日陰を探しながら、歩く毎日でしたが

ノルマンディーに戻ってきたら すごく寒くて

最高気温も20度ー23度、夏というよりは

秋の気候に近いような、また 雨ばかりの日々。

朝は12、13度なんていう日もあり

南仏の朝と比べたら20度も差が!





でも、あの暑さを体験したからこそ

このノルマンディーの避暑地の涼しさが

有り難くも感じられます。



それにしても、全く出会わなくなった

日本人観光客の方々&観光バス


20年ほど前、まだ旅行会社勤めをしていた頃は

弾丸6日の旅行が69,800円と、破格の値段で

自由気ままに散策旅行が好きだった私にとっては

ちょっとお金を貯めれば、なんとか年に3回くらいは

海外旅行ができた時代でした。




今は・・・・比較的安く旅行のできるツアーでさえも

モンサンミッシェルや主要観光地が入ったツアーは

1週間の滞在(6日間観光コース)で

40万越え。追加の燃料費だけでも6万?!弱。

現地でかかる食事代などを考えても

一人参加だとしても、予算70万ー80万くらいの

内容にびっくりです。


色々と暴動の多いフランスなだけに、

ホテルは確実に安全な場所を選んだほうが

いいのだけれど、比較的 郊外に近い場所だったり

選べないものもあったりして 決して安くもない

ツアーに参加される際はよーく色々と

内容を検討された方が良いな、と感じました。







今年は観光客でいっぱいです。

田舎は空気も良いし、治安の心配もなく

パリからも近いし、ハイキング&サイクリングコースが

たくさんあり、自転車&歩行者専用道路となっているので

小さなお子さんがいるからには、安心して散策できるかな

なんて思います。




Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page